NHSL 株式会社 新組織科学研究所

NHSLは病理組織標本作製と評価のプロフェッショナルとしてお客様に「最高の満足」をご提供致します。

伴侶動物(病理組織学的検査)

株式会社新組織科学研究所は、その専門性を生かし伴侶動物の病理組織学的検査の受託を行っています。
犬や猫をはじめとする伴侶動物の長命化に伴い、腫瘍をはじめとする多種多様の疾患に遭遇する機会が増えています。そして、それらの疾病、特に腫瘍の診断には病理学的検査は欠かせないものになっているのではないでしょうか。
私共の診断結果が、その後の治療方針の決定に役立てられることを願い病理組織学的検査を受託いたします。

ホルマリン固定・パラフィン包埋材料で染色可能
Anti canine CD18 <犬の組織球性肉腫の鑑別に>

CD18 は全ての白血球、特に組織球や樹状細胞に発現する血球表面抗原の1つで,組織球性肉腫の鑑別には欠かせないマーカーです。犬の組織(ホルマリン固定・パラフィン包埋材料)でのCD18 免疫染色のご要望が多く、弊社の染色メニューに加えることになりました。
染色には、カリフォルニア大学のDr. Peter Moore が作製したCD18 抗体を使用します。この抗体は文献等で広く認知されており、信頼のおけるものです。このたび、Dr. Moore の許可を得て、標本作製の受託が可能となりました。 組織球性肉腫の診断に是非ともご活用ください。

病理検査染色リスト

《特殊染色》
PAS 染色
トルイジンブルー染色
メチルグリーン・ピロニン染色
ギムザ染色
ライトギムザ染色
アルシアン青染色
グラム染色
チール・ネルゼン染色
リンタングステン酸ヘマトキシリン(PTAH)染色
グロコット染色
マッソン・トリクローム染色
コンゴレッド染色(DFS 染色)
AB-PAS 染色
ルベアン酸染色(銅染色)
※ 伴侶動物で比較的ご依頼が多い特殊染色を選定しています。
《免疫染色》
抗CD18 免疫染色(犬のみ)
抗Iba-1 免疫染色
抗c-Kit 免疫染色
抗CD3 免疫染色
抗CD20 免疫染色
抗CD79a 免疫染色
抗Cytokeratin 免疫染色
抗Vimentin 免疫染色
抗クロモグラニンA 免疫染色
抗MUM1 免疫染色
抗αSMA 免疫染色
抗S100 免疫染色
抗Ki-67(MIB-1)免疫染色
抗Melan-A 免疫染色
※ CD18 以外は犬と猫の通常のパラフィン切片で染色可能です。ポジティブコントロールを添付致します。
※ リストにない抗体についてはご相談ください。
病理組織診断書見本
報告内容(診断と所見)
  • 診断名および病理組織学的所見
  • 腫瘍の悪性度(グレード分類)
  • 外科的切除縁のチェック(マージンチェック)
  • 顕微鏡写真
  • コメント

病理組織学的検査では特殊染色や免疫染色標本を作製して総合的な診断や診断結果の裏付けを行うことがあります。 特にご要望がございましたら、オプション(有料)にて対応いたしますので、検査依頼書のその他の病理検査依頼をチェックし、フリー欄にご依頼内容をご記入ください。

ご依頼方法

検体提出方法および保存温度

病理検体 : ホルマリン固定臓器(常温)

[ 注意事項 ]

  1. 容器のキャップの閉まり具合にご注意いただき、ビニール袋で密閉して郵パックまたは宅急便でご送付ください。
  2. PDFの専用検査依頼書を印刷し、必要事項をご記入のうえ、検体と共にご送付ください。
    検体固定ビンにもお名前をご記入ください。送料は、お客様ご負担でお願いします。
  3. 複数の臓器をご提出の場合は、依頼書に検体数と臓器数をそれぞれご記入ください。
    (複数臓器については臓器数に応じて追加料金が発生します。)
報告日数と報告形式

報告日数 : 検体受取後5日から7営業日
報告形式 : PDF診断書をメールにて送付
(診断書を郵送ご希望の場合、1件につき 300円費用が掛かります。染色標本の送付ご希望の場合、標本作製費用が追加されます。)

結果に関するお問い合わせ

メールによるお問い合わせ : diagnosis@hslabo.co.jp (随時)
お電話によるお問い合わせ : 0428-74-4741 (17時30分までにお願いします。)

検査終了後の検体の廃棄・保管または返却

検査終了後の残検体は、以下の要領で廃棄・保管または返却させていただきます。

  • ホルマリン残湿臓器 : 報告後3ヶ月で廃棄
  • 染色標本 : 報告後1年で廃棄
  • パラフィンブロック : 報告後5年で廃棄
  • ホルマリン残湿臓器は、ご希望により返却いたします。
    (送料1,000円~2,000円は、検査費用と合わせてご請求させていただきます。)

専門家紹介

三井 一鬼
三井 一鬼  発展途上国と先進国で獣医師として生活すること、通算6年以上。言葉や文化は異なれど、動物と人との密接な関係は地球上どこでも同じと痛感しました。動物の病気と格闘し、その性質を見極め、治療者や予防者へ確実にバトンを渡す。ときには新しい薬や医療機器の開発に不可欠な情報を丹念に拾い上げる。華やかな事柄の陰で営まれる地味な仕事ですが、獣医病理に全てを捧げます。
 こちら (ノーバウンダリーズ動物病理) もよろしくお願いします!


略歴
北海道大学獣医学部獣医学科(比較病理学教室)卒業
米国Purdue大学獣医学部病態生理学科 獣医解剖病理レジデント(研修医)兼 獣医学修士課程(3年間)修了
職歴
JICA青年海外協力隊(ラオス、3年間、家畜ワクチン接種啓蒙業務)/動物病院(横浜市、4年間、愛玩動物の臨床)/米国より帰国後、動物の総合検査センター(外資系、東京都、4年間、病理組織検査と診断コンサルテーション)
資格
獣医師/獣医学修士/米国獣医病理認定医
学会
American College of Veterinary Pathologists (ACVP)/American Association of Veterinary Laboratory Diagnosticians (AAVLD)/C.L.Davis Foundation/日本獣医病理学会/日本獣医がん学会
関係団体
青年海外協力隊ラオスOV会