NHSL 株式会社 新組織科学研究所

NHSLは病理組織標本作製と評価のプロフェッショナルとしてお客様に「最高の満足」をご提供致します。 «納品物を評価する»

DNA-FISH

DNA-FISH

FISH の作業には、染色技術の熟練、蛍光顕微鏡下での判定作業等、諸種課題が多いとされています。
この度、弊社は以下のシステムの導入を行い、シンプルに、より精度の高い受託を可能としました。

● 全自動FISH 染色装置: BOND RX and BOND RXm(以下、BOND と記載します)
● 試薬: XL FISH Probes for BOND
● 判定システム: CYTOVISION
● 受託項目: 下表10項目
 対象FISHパターン
 LUNGALK(2p23)Break-apart
ROS1(6q22)Break-apart
MET(7q31)/SE7(D7Z1)Amplification
FGFR1(8p11)/SE8(D8Z1)Amplification
RET(10q11)Break-apart
 LymphomaMYC(8q24)Break-apart
IGH(14q32)Break-apart
BCL2(18q21)Break-apart
BCL6(3q27) Break-apart
TP53(17p13)Deletion

上記以外のカスタムプローブの受託については、個別お問い合わせください。

【本サービスの特徴】

  1. 従来の用手法の限定された組織とは異なり、左図の「貼付位置」内の組織であれば1枚のスライドで染色可能です。
  2. 大きな組織、TMAでも1枚として受託可能です。
    スライド貼付位置内にTMA20個、複数組織があっても
    スライド1枚の染色費用での受託が可能です。
受託概要

1. 受託検体 : FFPE(ヒト)検体

結果は、固定条件で大きく左右(固定液、固定時間、脱灰操作含む)され、スライド受けの場合は薄切の厚さ、薄切後の経過時間でも左右されます。当該項目は研究用ですので、ガイドラインが決定されているものではありません。
Her2検査ガイドライン等を参考にして検体を準備ください。

弊社では以下の検体での受託を実施します。
① ブロック受け
② スライド標本受け : 1検体あたり連続薄切切片を3枚準備ください。
③ 可能な限り依頼元でのコントロールとなる検体(ブロックまたはスライド6枚)を用意ください。

2. 染色 : BONDでの全自動処理となります。

<前処理条件確認>

  • 前述の様に、FISH の染色は検体の固定および薄切後の時間等の「条件」による影響が出ます。特に「後ろ向き試験サンプル」「市販スライド標本」は「条件」が確認できず「的確な前処理」が判断できず染色および判定結果に影響が出ます。
  • 本サービスは本染色実施前に、コントロールとするサンプルを使用して3条件の前処理条件の検討を実施し、当該受託サンプルでの「適切条件」を依頼者に確認していただいてから、本番染色を行う手順となります。

<本番検体染色>

  • 事前に検体1枚でHE染色を実施し、バーチャルスライド画像を用いて組織内のアノテーション指定(判定場所)をお願いします。

3. 解析 : CYTOVISION での自動判定

指定アノテーション50個の細胞の判定を標準とします。エビデンスについては依頼者側で確認ください。


 
 

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