NHSL 株式会社 新組織科学研究所

NHSLは病理組織標本作製と評価のプロフェッショナルとしてお客様に「最高の満足」をご提供致します。

高度な作製技術を要する臓器の標本作製

蝸牛管の標本作製

蝸牛管

蝸牛管(かぎゅうかん)とは、内耳の蝸牛・前庭・三半規管の中で聴覚をつかさどる感覚器官のひとつです。中学・高校の生物では「うずまき管」とも解説されています。形態的に「カタツムリ」に似た「巻き貝状」として知られています。
蝸牛管は内部がリンパ液で満たされており、鼓膜そして耳小骨を経て蝸牛へと伝わってきたわずかな振動をリンパ液を通じて基底膜に伝えます。基底膜に伝わった振動は脳へと送られることで、音を把握します。蝸牛管はリンパ液で振動を基底膜へと伝えるほかにリンパ液を生成する役割も持ちます。


● 受託対象動物 ラット・マウス
● 固定方法

初期固定が重要であり、還流固定等を実施する場合もあります。
● 技  術

非常に複雑な器官のため、組織学的な知識だけではなく、経験と優れた標本作製技術が必要とされます。
● サービス内容


蝸牛内部にある渦巻構造(前庭階、中央階、鼓室階)の観察に有効な病理標本作製サービスです。コルチ器、有毛細胞、ライスナー膜の観察も可能です。
構造的に標本1枚での納品は不可能です。下記の内容での納品となります。
蝸牛管
<基本セット>
1)薄切時に蝸牛が出始めてから10μm間隔の亜連続標本25枚を作成し、内5枚(5箇所)のHE染色を実施し納品します。
2)免疫染色・特殊染色を同時に依頼される場合は、1 染色ごとに指定いただいた近傍切片の亜連続標本から染色を実施します。









● オプション

研究目的に沿った写真撮影(ショット写真、バーチャルスライド)、
検鏡、画像解析(内リンパ腔の面積測定等)も受託可能です。

>> 蝸牛管標本作製の解説PDFはこちら